【11月5日販売開始】【マグナムボトル】IGT トスカーナ ロッソ ウノ 2021 (特別ラベル) / テヌータ ディ カルレオーネ
¥29,800
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生産産地 イタリア>トスカーナ
生産者 テヌータ ディ カルレオーネ
品名 IGT トスカーナ ロッソ ウノ 2021
タイプ 赤
品種 サンジョヴェーゼ100
容量 1500ml
発酵&熟成 下記参照
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ラッダからのサンジョヴェーゼのベストセレクション。40%全房。プロットごとにキューブ型のセメントタンクで主発酵。 32℃を上限とし、ポンピングオーヴァーは1 日1 回にとどめ軽い抽出を促す。合計約 60 日間のマセレーションを経てプレス。キューブセメントと数パーセントのマストをストッキンガーの500Lの新しいトノーで18ヶ月間熟成させる。その後ブレンドを行い、約2ヶ月の瓶熟を経てリリース。2021年はショーンがトスカーナでワインをつくりはじめて30 年を迎えた記念となるVT。特別なラベルでボトリングされた。(2023VTはリリースされないこととなり、2022VTと2021VTのどちらかを選ぶことになりました。2021VTを買わない手はないでしょう?)
生産者について(輸入元資料2026引用)
「笑いながら飲めるワイン」のつくりかた
2022年のイル・グエルチオを試飲したアントニオ・ガッローニが「まるでジャンフランコ・ソルデーラのブルネッロを彷彿とさせる」と評したことについて、ショーンは次のように一蹴しました。
「私は全くそうは思わないけどな。リエチネでワインをつくっていた時に彼と話をすることがあったけど、なんというか、大きな声では言えないが、とにかく気難しい人物だった。正直ワインについて共有するものはなにひとつ無いと思うな」
私が笑って聞いていると、続けて
「そういえば、彼はこんなことを言ってたよ。”ブルゴーニュワインってのはありゃワインでない”と。私はブルゴーニュワインが大好きだからそれ以上会話は弾まなかった。わかるだろ?」
想像するだけで楽しそうな雰囲気ですが、しかし逆にジャンフランコ・ソルデーラにしても、もし彼が生きていれば「あんな若造と一緒にされては困る」と言っていたことでしょう。
権威あるジャーナリストがどれほど華やかな言葉で持ち上げようとも、当事者たちからすればどこ吹く風。ワインメディアが好む「誰々の再来」といった評語がいかに現場の文脈を無視した表層的なものかを示す、なんとも象徴的で愉快な一幕です。
ワインの世界には有名批評家の点数やキャッチーな比喩が溢れています。しかし、ショーンにとってそんな世間の評価はどうでもいいことなのです。彼が興味あるのは「誰に似ているか」ではなく「自分が何を美しいと感じ、何を信じているか」だけだからです。
彼のワインづくりには常に彼自身の強い偏愛と美学があります。それは「ブルゴーニュへの憧憬」であり、「ジュリオ・ガンベッリへのリスペクト」です。ショーンが歩んでいるのは他人が敷いたレールでも、メディアが求めるストーリーでもなく、自分自身が好きだと信じる道すじそのものです。
そしてこれはワインを選ぶ私たちにとっても同じではないでしょうか。誰かがつけた高得点や、著名なジャーナリストの言葉に惑わされる必要はありません。自分の直感を信じ、自分が「好きだ」と感じる道を突き進むこと。
「変わったやつ=イル・グエルチオ」と名付けられたこのワインは権威に縛られず我が道をゆくショーンからの、そして自分の感覚を信じてワインを愛するすべての人への最高のメッセージです。
権威に縛られず我が道をゆく
その言葉を真の意味で体現するための完璧な舞台が、ここテヌータ・ディ・カルレオーネでした。
彼がカルレオーネの醸造責任者に正式に就任してから今年で10年を迎えます。ドイツからトスカーナへ移住して35年。大御所として落ち着いてもおかしくないキャリアですが、彼はいまも新たな実験を繰り返し、立ち止まる気配がありません。
その尽きることのない原動力を尋ねると、過去を振り返りながらこう答えてくれました。
「トスカーナに来る前はドイツで8年間ワインをつくっていたけど、その間サンジョヴェーゼには全く触っていなかった。その後リエチネでワインをつくり始めたわけだけど、サンジョヴェーゼの大きな可能性に気が付くきっかけになった。でも、あそこには『見えない多くの規則(ルール)』があったんだ。そういったものに縛られるのにはもううんざりだという気持ちが高まって、このカルレオーネに移ってきた」
彼にとってカルレオーネは見えない規則から解放された場所でした。
「ここではたくさんの実験もしているけど、ただ新しいことだけをしているわけではないよ。自由にやらせてもらえるという環境が完全に整っているんだ」そして少し表情を緩めこう続けました。
「だから今、私は『笑いながら飲めるワイン』をつくることが出来ている。もちろん大変なこともあるし、責任はとても大きい。でもその責任の大きさが自分の原動力になっているように思うよ」
笑いながら飲めるワイン。これこそが、いまのショーンの心境とワインの本質を表す最高の言葉ではないでしょうか。点数をつけるためにしかめっ面でテイスティングするのではなく、気の置けない仲間と笑い合いながら心から楽しむためのワイン。40年を超えるキャリアと見えないルールとの葛藤を経て、彼がたどり着いた答えがここにあります。責任という重圧すらも笑顔に変えてしまうショーンのワインだからこそ、飲む者の心を優しく解きほぐす魅力が宿っているのではないかと私は思うのです。
このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
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