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ヴィーノ ロザート スヴィック 2024 / グイド リヴェッラ

¥6,050 税込

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【ガヤの醸造長を長年務めた巨匠が手掛けるバルバレスコ】
【当店仕入れ担当のお気に入り生産者】

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生産産地 イタリア>ピエモンテ
生産者 グイド リヴェッラ
品名 ヴィーノ ロザート スヴィック 2024
タイプ ロゼ
品種 ネッビオーロ100
容量 750ml
発酵&熟成 下記参照
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早摘みのネッビオーロのダイレクトプレスによるロザート。
スキンコンタクトは年により異なるが12~18時間にとどめる。
ステンレスタンクでの主発酵(一部にマロラクティック発酵は発生する)。
数か月間静置の後ボトリング。

バラ、スミレ、スパイス、ラズベリー、レッドベリーの風味。若いうちに冷やして飲むのも良いが、数年熟成させて、複雑味を楽しむことも出来る。

生産者について(輸入元資料引用)

どんなワインをつくりたいか、それがいちばん大切なんだよ

「80年代のカリフォルニアワインのほとんど全部がスパイシーだったのは畑の仕事と醸造が一致していなかったからなんだよ。ほとんどがボルドーやブルゴーニュを真似てつくろうとしていたし、自分がどんなワインをつくりたいのか生産者本人たちも分かっていなかった。熟成につかう樽もアリエ産は彼らにとってあまりに高額だったため同じDNAを持つ別の産地のオーク樽を使っていた。そのせいでどれもスパイシーな味になってしまったんだ」

イタリアワイン・ルネッサンスの夜明け、1970年からアンジェロガヤとの2人3脚でガヤの味わいをつくり上げ、ブランドの圧倒的な迫力を積み上げてきたグイドの本質はエルバージュにあると個人的に考えている。今回1年ぶりに彼を訪問したが、やはり樽の話題になったとたん彼の熱弁は1時間にも及ぶことになった。

「熟成に欠かせない樽の品質についてはベスト中のベストのトネリエを選ぶこと以外に、その材となる樹を見に行くことが大切です。もう20年以上も前の話になりますが、私はフランスのアリエにあるブナの森まで足を運んで、そのことに気が付きました。自分が使っている樽の樹について知るためでした。森のどの位置で育ったのか、傾斜はどうか、標高はどうか。そして、その森から切り出されたブナ材がどのようにして樽になるのか。これを自分の目でみて学ぶことが大切でした。本ではなくね。そしてトネリエから多くの情報を引き出すのです。その積み重ねから私はネッビオーロはフレンチオークのバリックが好ましいという結論に至りました。スラヴォニアンオークの大樽はフレッシュ感を与えますが、フレンチオークのバリックは温かみを添える。優しさといってもいいかもしれません。ネッビオーロの峻厳な酸とタンニンを和らげてくれるのです」

畑の仕事がワイン品質の99%を決める―これは全くのうそではないが、残りの1%の変数はとてつもなく大きい。ここにつくり手の考え・スタイルが込められるからだ。グイドのシグニチャーであるモンテステーファノはテオバルド・リヴェッラの区画と数十センチのあぜ道をはさんで隣接するが、味わいのキャラが異なる理由はそこにある。

2025年現在、バルバレスコとネイーヴェに所有する3.5haの畑から18000本をリリースする。

グイド・リヴェッラのカンティーナのすぐ裏手にはソリ・モンテステファノの急斜面が広がっている。この区画はモンテステファノの中心部にある南向きの土地で、0.45haがMGAに分類される。ここには平均樹齢で50を超えるネッビオーロが育ち、粘土質で、青灰色の石灰岩、薄い砂層が混ざった土壌に根を張っている。これらの土壌環境が、ワインにエレガントな味わいとしっかりとしたタンニンを与えている。

同じモンテステーファノの丘にはMGAに含まれない2つのプロット、「ビビネット」と「パトリコーネ」からネッビオーロとバルベーラを主に収穫する。

ネイーヴェには長らく親族から借りていたMGAマルコリーノのプロット、0.42haを2019年より自社畑として所有。南南西の急斜面に位置し、樹齢75年以上のネッビオーロで構成される。主に粘土質の土壌に砂と灰色の石灰層が混ざる土壌。

そして、マルコリーノの斜面を下り、道を挟んだところに、2015年より管理している南西向きの0.7haのMGAファウゾーニの区画がある。樹齢約40年のネッビオーロが主体で、石灰岩や凝灰岩を含む灰色の泥灰土と砂の土壌がスパイシーでフルーティーな味わいを生み出すという。

ブドウ栽培とワインづくりにはグイドと、1984年生まれのシルヴィア、1979年生まれのエンリコの3人で行われる。粗さの残るタンニンがワインの優美さを損なうのを防ぐ目的で100%除梗(ダイレクトプレスのロザートのみ全房)。

一次発酵は自然発酵で、27℃~29℃に管理されたステンレスタンクで行われる。その後、新樽は一切使用せず、1年使用以上のフレンチオークのバリックやトノー、20.5HLの大樽に移しマロラクティック発酵を行う。そのまま14~18か月間の熟成を経て、ステンレスタンクやセメントタンク内でラッキングを行い、平均して4か月間の瓶熟を経てからリリースする。

グイド・リヴェッラのバルバレスコはグイドの表情、ゆったりとした所作の通り柔和だ。ネッビオーロの厳格なタンニンは絹地のように滑らかで、飲みやすくこれが彼のスタイルである雅やかさにつながっている。
しかし、注意深く嗅ぎ取ると、実は多くの風味が絡みあった大きな複雑味が背景にあることに気が付く。ローズ、キノコ、リコリス、クローブ、枯葉、バニラ、トースト、シガー。
「熟成とはマストと樽の交感のことを言います。そして、木のタンニンとワインのタンニンがコンタクトすることにより複雑味を引き出すことが出来るのです」とグイドは言う。

グイド・リヴェッラは拍子抜けなほど「あっさり」した設備で醸造方法はいたってシンプルだ。しかし、このシンプルさは、彼が思い描くワインの表現に対する明確なビジョンの反映にほかならない。

熟成から澱引きまでの「エルバージュ」は多くの繊細な作業の積み重ねである。どの樽を使い、いつ澱引きをするかといった一つ一つの選択が最終的なワインの品質と個性を大きく左右する。収穫や発酵工程と違い、セラーの中で行われる最も静かな工程とも言える。「グイドの本質はエルバージュにある」と考えたのは、物静かで思慮にあふれた彼の振る舞いからくる単なる仮説にすぎなかったが、彼の知識・経験はまさに熟練の樽職人にふさわしく、その仮説が的を射ていることを証明しているようだった。

このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

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